キカ展

「キカ(ki-ka)」の意味は限らない。幾何、気化、季花 ——。
その響きから鑑賞者が想起するイメージと協奏し、HIROYO MAEDA、若林みちる、楡美砂3者それぞれの視点、創作空間へ誘う。

HIROYO MAEDAのテーマは「母星」。奇跡的な調和を保ち、数限りない命を育んできた地球。生命の故郷である地球への愛情を岩絵具、膠、麻、木を用いた絵画、そして自身が描く漫画をミックスアートとして表現する。

若林みちるは、土地に残る記憶と、そこにひそむ、かつてそこにいた「気配」を映像や写真によって描き出す。風景に映り込む気配とは何か、人々に問いかける。

楡美砂は、映像作品『悦びのモナド』で命の旅を描く。異国、都市、デモ、祭事、信仰——。死者と生者が交感し、魂に眠る記憶を呼び覚ましていく旅路を追う。また、水彩、パステルによるイラストレーション、詩を発表する。

 

開催概要

会期:5月15日(木)〜18日(日) 13:00 – 19:00(最終日は18時まで)
場所:工房 親 CHIKA (〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-21-3 [Google Map] )
アクセス:
地下鉄 日比谷線「広尾」駅 2番出口 徒歩6分
JR山手線「恵比寿」駅 西口 徒歩15分
「渋谷」駅より都営バス06 新橋・赤羽橋行 「広尾五丁目」下車 3分

出展作家

HIROYO MAEDA
Instagram : floweroflight_artmanga

若林 みちる
Instagram: michiru.wakabayashi

楡 美砂
Instagram: misa.streams 

HIROYO MAEDA

1980年6月生まれ。岐阜出身。日本大学芸術学部卒。2022年6月、初のグループ展「母星への想い」開催。同年第53回神奈川県美術展入選。企業にてディスプレイデザイナー、ホテル・ウェディング業界にてフラワーアレンジメントアシスタントを経験。

若林 みちる Wakabayashi Michiru

2000年生まれ。大学の卒業制作展での展示をきっかけに、映像制作を始める。イメージフォーラム映像研究所 映像アートコース/専科コース修了。現在、武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 修士課程 造形構想専攻 映像・写真コースに在籍中。

楡 美砂 Nire Misa

幼少期から創作に打ち込み、大学卒業後も小説・詩の執筆、映像制作などの活動を続ける。会社員として15年にわたり人事、広報、編集などを担い、2024年に独立。2025年3月、表現者のためのWebメディア「水砂 streams」をリリース。

出展作家 コメント

第1回目のグループ展から進化と変化を感じています。素敵な仲間と開催でき嬉しく思っています。
作品の中身は現場で感じていただけたら幸いです。
HIROYO MAEDA

 

初めての展覧会として、本グループ展に参加ができて非常に嬉しく思います。
3者の作品が重なり合う展示空間を、ぜひお楽しみください。
若林 みちる

 

光。忘我。魂の深部に触れる悦び。
そんなものを噛み締めて創作に臨みました。
3者の創意が交感し、どのような空間が生まれるのでしょう。
皆様のご来場をお待ちしております。
楡 美砂

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